◆H.グレンザー(R.クローニンによるレプリカ、98年), ca 1800 Heinrich GRENSER(1764-1813) ca 1800 |
19世紀初頭、ドイツを代表する管楽器製作者、ドレスデンのH.グレンザーのレプリカです。バロック時代の楽器より、やや細身のデザインで、その丸い木質の音色で、ヨーロッパ各地で愛用されました。ヘッケル・システムを開発した、K.アルメンレーダーも、このグレンザーの名器を基本にしていました。ハイドン、モーツァルト等の古典の作品はもとより、シューベルト、メンデルスゾーン等初期ロマン派の作品にも、またライヒャ、ダンツィ等の五重奏にも最適の楽器です。ピッチ A=430 |